熊本市には「加藤神社」の「清正公まつり」に奉納する「鳥居基」。
もうひとつ「藤崎八旛宮」の「藤崎八旛宮秋季例大祭」に奉納する「鳥居基」。

たまに同じ団体と間違われますが、全くの別団体です。
だからといって 名前を真似した、とかではないのです。

氏神を祀る神社の周辺に住み、その氏神を信仰する人々を氏子といいます。

加藤神社は壺川小学校区と一部の池田小学校区、高平小学校区、城東小学校区の
地域に住む人々を氏子としており、壺川小学校区の氏子を鳥居基としています。

つまり神社の数だけ鳥居基は存在するということです。
（すべての神社で鳥居基の名で祭を奉納したり活動しているとは限りません。）
また、鳥居基のほかに鳥居元、鳥居本 等の書き方も存在するようです。

熊本市には、我ら「加藤神社 鳥居基」の他に
新町の「藤崎八旛宮 鳥居基」、
云わずと知れたボシタの壱番組「碩台校区奉賛会 鳥居基」、
そして、川尻神宮「川尻町鳥居元」が祭団体「鳥居基（元）」として
それぞれの神社に神輿、獅子舞、飾馬、を奉納しています。

加藤神社鳥居基は毎年7月第4日曜日に「鳥居基の祭」に於いて
神輿を「加藤神社」へ奉納し、同じ日にある「清正公まつり」にも奉納します。

ここで大事なのは鳥居基は清正公まつりに「参加している」ではなく
「鳥居基の祭」を加藤神社及び清正公まつりに「奉納している」ということです。
同じことのようですが、全然違います。

即ち7月第4日曜日は「清正公まつり」と「鳥居基の祭」の2つの祭がある日ってこってすね。

なので台風等で「清正公まつりは中止!!」等の事態になったとしても、
清正公まつりが中止なだけで、
毎年7月第4日曜日には何があろうと「鳥居基の祭」は行われ、
加藤神社に鳥居基の神輿を奉納します。

以上の計8団体で構成されております。